こんにちは。今回はスマホネタではなくPCネタ。
電源がへたった
近頃起動する機会もめっきり減った、私のメインPCである自作パソコン。久しぶりに起動するとHDDのうち一つが認識されない。再起動すると認識するんですが、シャットダウンしてまた起動するとやっぱり認識されない。
こんな認識されたりされなかったりする症状が起きるとき、私が真っ先に疑うのはHDDの故障ではなく電源障害。
実際認識されないHDDを取りはずし外付けとして接続すると難なく認識します。これは間違いなく電源がヘタってきた証拠。
考えてみれば私の自作マシン、CPUが「CORE 2 DUO E6750」なので2007年に自作したもの。その間電源ユニット一回も交換したことがありません。今が2014年ですから7年間引っ張ってきたわけです。さすがにヘタってきてもおかしくない。
そこで新しく購入することにしました。なにしろ電源ユニットが故障すると周りのパーツも巻き込むんで怖いんですよね。電源ユニット自体の故障率も非常に高いですし。早めに手当してしまうのが吉です。
電源ユニットを購入
さてどんな電源ユニットがいいのか、少し調べてみました。ちなみに電源ユニットの選び方については下記のサイトが詳しいです。作者様ありがとうございます。
電源ユニットの選び方~パソコンの遊び方と買い方~ もっと電源について知りたいという方はこちらのサイトがおすすめ。超ハイエンド電源メーカーニプロン様のサイト。電源について本格的に学べます。一度はニプロン製の電源ユニットも使ってみたいものですね・・・。
電源辞典~ニプロンの電源ユニット解説サイト~ さて、電源を選ぶ前に自作マシンのスペックを確認しておきましょう。電源ユニットの購入ですので各パーツの大まかな消費電力も記載してあります。
ピーク時の消費電力(起動時)が262.65Wですから500Wの電源で十分余裕ある計算になります。ただなにしろ7年使い続けてきましたからね。もうで出力が低下してもおかしくない。
なお消費電力の計算はこちらのサイトを利用させて頂いております。作者様いつもありがとうございます。それにしてもHDDって結構電力喰うんですね。SSDとは大違いです。
電源容量皮算用計算機 いままで7年間頑張ってきた電源ユニットはこちら。
「SS-460HS」という電源ユニットとしては定評のあるメーカーSeasonic製です。メインマシンを自作する際、最初に買った電源ユニットが初期不良で返品し代わりに購入したもの。
最初の初期不良品に懲りて、たしか12000円ぐらいで購入したものです。7年頑張ってくれたのでまあなかなか良い買い物だったのではないかと。その間サブマシンの安物電源は何度も壊れましたし。特にコンデンサ破裂で煙吹き出した時は怖かった・・・。
なので今回もそれなりの品を購入することにしました。値段と性能とのバランスを考慮して最終的に絞り込んだのはこの2製品。
一つ目がSeasonic(販売元はオウルテック)の「Seasonic G Series 450W SSR-450RM」(製品公式は
こちら)、もうひとつはENERMAXの「Revolution X't 530W ERX530AWT」(製品公式は
こちら)。共に昔私がPC自作にはまっていた頃から非常に定評のあるメーカーさんの製品です。
値段は同じぐらいで、共に「80PLUS GOLD」取得しており、価格比較サイトでの評判も上々。なのでどちらを購入するか悩んだのですが、私の経験則上電源ユニットって故障率も高いのですが、それと同時に初期不良率も高いというイメージがあります(2回経験)。
なのでスペック的にはENERMAXさんの方が上なのですが、ここは今までの運用実績を重視して再びSeasonicさんを選択することにしました。
届いた製品がこちら。
以前使っていた電源ユニットと同じメーカーさんですが、古いものと比べてずいぶん垢抜けた感があります。セミプラグイン方式なのもありがたいですね。
自作マシンの省電力化をはかる~グラフィックカードの換装~
さて、これで電源ユニットを換装すれば終わりなのですが、もう一つ気になっていたことがありました。
ピーク時約270Wを消費する私の自作マシン。計算では今回の450Wの電源でも十分なはずです(270W÷450W=60%)。ただ省エネが叫ばれている昨今、私も自作マシンの更なる省電力化を図りたい。
上記表のなかで一番電力喰いで、しかも私にとっては全く無駄なパーツ、それがグラフィックカード(nVIDIA GeForce 7900GS搭載)です。ハイエンドカードでも何でもないのに消費電力80W、しかもファンの音がうるさい・・・ということで以前からなんとかしないとと思っていました。
M/Bにオンボードグラフィッックがあればそっちを使いたいのですが残念ながら非搭載。また今みたいにCPUにGPUが統合されているわけでもないので。しょうがないのでこれを気にということで下記の製品を購入。
「nVIDIA GeForce 8400GS」搭載ですから、かなり前のGPU搭載しているカードですね。値段大差ないのならばこちらのカードでも良かったかも。少し反省・・・。
まあ、どちらにせよどっちも性能を追い求めるカードでもなんでもありません。その分消費電力も少ないですが(約35Wぐらい)それは写真を見ても明らか。
大きさが全く違います。ともかく7900GS搭載のカードは大きいし、補助電源も必要だしということでケース内の一番の邪魔者でした。それを下のカードに載せ替えたため、セミプラグイン方式の電源と相まってケース内がスッキリしました。
しかもファンの音が静かなのもありがたいですね。ゲームやらないのならばこんなカードで十分ですし、やるとしても今ならもっとコストパフォーマンスの良い物がいくらでもあるでしょう。
実際に換装してみた
では、実際に換装してみました。まあ換装なんてズグ終わるんですが、いざ起動となると鳴り響くビープ音。音のパターンを聴くとメモリの装着不良のようです。でもメモリなんて全く抜き差ししていない・・・。
ここからかなり試行錯誤するはめになったのですが、最終的にメモリを挿すスロットを変えることで解決しました。電源載せ替えると結構な頻度でこの症状起きますね。電流を流すタイミングが変わるからなんでしょうか。
とりあえず、起動に成功したので、何度かシャットダウンを繰り返し、さらに8時間ぐらい放置とストレスチェックを行いました。そのまま運用していますが2週間たった現在問題なく動作しています。
まとめ
これで換装は終了なのですが、とりあえず安定しているのと音が静かになったので今回お買い物には満足。
あと現状の自作マシンで気になるとすればメモリが2GBしかないということ。64bit環境なのでもう少し積んでもいいと思うのですが、DDR2なのでメモリの値段が少しお高い。2GB×2枚で約6500円ですか・・・
DDR3ならばもう少し出すだけで4GB×2枚が購入できます。もちろんその際はM/BやCPUも交換することになりますが。
でもなんのかんのいって自作マシンもSSD導入したりOSをWindows8.1(64bit)にしたり(最初はWindows Vista)、今回は電源まで載せ替えました。結構手を入れているんですよね。
後はCPU、M/B、メモリを交換することで、ケース以外のパーツはほとんど入れ替えることになります。あまり詳しくは調べていませんが、激安品ですますならば後2万弱ぐらい出せば入れ替えられそう。DDR2のメモリ増強するぐらいならいっそそこまでやってしまってもいいかもしれないですね。
まあそこまでするほど使っていませんので実際に実行するかどうかは未定。ただ自作PCの面白さってこうやってパーツ選んでいる時ですよね(笑)
では。