ガジェット好きの戯れ言 「mineo」のSIMを「NEXUS5」に挿してみる
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「mineo」のSIMを「NEXUS5」に挿してみる

 前回では「mineo」のSIMを「iPhone 5」に挿してみました。結論としてはau LTE:2100MHz帯のみの運用でもそれなりに使えるという結論が出ました。少なくとも私の生活圏内では。


 今度はイーモバイルから発売されたSIMフリー端末「NEXUS 5」に挿してみましょう。なにしろSIMフリーですから。
 
まずは結論から

 「mineo」のSIMを挿した「NEXUS 5」で通信が可能なことを確認しました。「iPhone 5」では不可能だったテザリングも大丈夫です。速度はこんな感じ。


 mineo_nexus5.png


 ・・・う~んもうちょっとがんばってほしいなぁ。まあ最大XXXMbpsなんて理論値は一切考慮する必要がないという証左ですね。


 さて「NEXUS 5」で「mineo」SIMが使えることはわかりました。ただどの周波数帯を使って通信しているのでしょう。少し考えてみます。ちなみに使えればいいという方は読み飛ばしてもらって設定方法からご覧になってください。私も必死に調べながら書いてはいますが間違っているところもあるかもしれませんし(^_^;)


 もう一点ご注意を「NEXUS 5」に音声対応の「mineo」SIMを挿しても通話はできないと思われます。私はデータプランのみの契約なので検証することはできませんが。これはau の音声通話はau 3G網(CDMA-2000)という世界的にマイナーな規格を利用しているからです。日本で売られている「NEXUS 5」は基本的にCDMA方式に対応しているものはないです。詳しくは後述します。
 
LTEで使用される周波数帯

 まずは前提となる知識を。近頃目にする機会が増えた「LTE:BAND1」などという表記と周波数の関係をを整理してみます。出典は3GPP技術仕様詳細(2014年3月の最新版です、今のところ。)。それに周波数ごとの使用キャリア(国内キャリアのみ)を書き加えたものになります。後下記の表はあくまでもLTEの表です。3Gの表とは違いますのでご注意を。まあほとんど一緒なんですけどね。


 ちなみに「FDD」とついているのは無線通信の方式の一つで他には「TDD」という方式もあります。これらの方式は無線通信でつかわれる電波の送受信の方法をしめしたもので、LTEだけに使用されるものではなく3G通信等でも使われます。例えばPHSなどはTDD方式で通信を行います。細かいところはググってみてください。ただauのLTEは「FDD」の方式を使っています。
 
BAND通称UP周波数
(単位:MHz)
DOWN周波数
(単位:MHz)
使用キャリア
FDD:BAND12100MHz帯1920~19802110~2170ドコモ、au、SBM
FDD:BAND21850~19101930~1990
FDD:BAND31800MHz帯1710~17851805~1880ドコモ、イーモバイル
FDD:BAND41710~17552110~2155
FDD:BAND5824~849869~894
FDD:BAND6830~840 875~885
FDD:BAND72500~25702620~2690
FDD:BAND8900MHz帯880~915925~960SBM(夏からLTEに対応予定)
DFD:BAND91749.9~1784.91844.9~1879.9ドコモ、イーモバイル←誤りでした。
FDD:BNAD101710~1770 2110~2170
FDD:BAND111500MHz帯1427.9~1447.91475.9~1495.9au、SBM
FDD:BAND12699~716729~746
FDD:BAND13777~787746~756
FDD:BAND14788~798758~768
FDD:BAND15Reserved
FDD:BAND16Reserved
FDD:BAND17704~716734~746
FDD:BAND18800MHz帯815~830860~875au
FDD:BAND19800MHz帯830~845875~890ドコモ
FDD:BAND20832~862791~821
FDD:BAND211500MHz帯1447.9~1462.91495.9~1510.9ドコモ
FDD:BAND223410~34903510~3590
FDD:BAND232000~20202180~2200
FDD:BAND241626.5~1660.51525~1559
FDD:BAND251930~19951850~1915
FDD:BAND26859~894814~849
FDD:BAND27807~824852~869
FDD:BAND28700MHz帯758~803703~748ドコモ、au、イーモバイル(運用開始はまだ)



 とまあずらっと並べましたが、これは私の勉強兼備忘録みたいなものです。普通は押さえておくべき周波数帯は青抜きのところでしょう。つまりBAND1/3/8/9/11/18/19/21/28ですね。この周波数帯が国内各キャリアが使用するところです。(お詫び1800MHz帯はLTE通信ではBand9ではなくBand3としてドコモ・イーモバイルともに運用しています。申し訳ありません。)
 
au LTEの周波数帯とNEXUS 5」の対応周波数帯

 今度はau LTEの使用周波数帯をみていきます。上記の表からみるとBAND1(2100MHz帯)、BAND11(1500MHz帯)、BAND18(800MHz帯)、BAND28(700MHz帯:ただし運用開始はまだ)ですね。


 対して「NEXUS 5」の対応周波数帯をはというと、実は以前の記事で「NEXUS 5」には二種類があるというお話をしました。北米版とRest of World(その他の世界)版です。日本で売られているのは基本的にRest of World版です。
 
 
2G/3G/4G LTE

North America:
GSM: 850/900/1800/1900 MHz
CDMA: Band Class: 0/1/10
WCDMA: Bands:1(3G 2100MHz帯/2/4/5/6/8(3G 800MHz帯)/19
LTE: Bands:1(LTE 2100MHz帯)/2/4/5/17/19/25/26/41

Rest of World:
GSM: 850/900/1800/1900 MHz
WCDMA: Bands:1(3G 2100MHz帯)/2/4/5/6/8(3G 800MHz帯)
LTE: Bands:1(LTE 2100MHz帯)/3/5/7/8/20



 auでも使われている帯域を太字にしてみました。悲しいかなBAND1(2100MHz帯)しか被っていません。というわけで「mineo」を「NEXUS 5」で運用するには「iPhone 5」と同じくau LTE:2100MHz帯(BAND1)のみでの運用になります。本当にそれだけです。「mineo」はau 3G(CDMA方式)でのデータ通信に対応していませんからね。


 ちなみに通話も無理です。「Rest of World」版はauが通話に使用するau 3G:CDMA方式に対応していませんので。音声契約ありのSIMをご利用の方はご注意を。
 
利用規約を読んでみる

 さて、「NEXUS 5」でも利用できることはわかりましたが、「NEXUS 5」はイーモバイルから販売された端末で、auから販売された端末ではありません。もちろんSIMフリーですが。それに「mineo」SIMを挿して運用することは「mineo」の利用規約に反してはいないのでしょうか?少し提供条件を読んでみようと思います。


 mineo提供条件 規約約款一覧


 一応提供条件は読みましたがauから販売された機種に限るという文言はないようにみえます。ただSIMは貸与なので返却義務はありそうですが。カットするのはまずそうです(^_^;)まあSIMは小は大を兼ねるということで・・・。


 


 というわけで他社から販売された端末でも「mineo」のSIMは使えそうです。このLTE:BAND1(2100MHz帯)というのは世界的に共通して使われている周波数帯なので、他にもSIMフリーを謳っていてかつLTEに対応している端末は使用可能と思われます。ただし本当にBAND1しか使えない可能性も高いですが(笑)。


 auは3G通信についてはCDMAという世界的にはマイナーな規格を採用したため、設備の調達や端末の調達費用がかさんで不利な競争をしいられていました。ガラケー時代にはドコモ、ソフトバンクなどとはスペック的に一回り落ちるような端末しか開発できませんででしたから。それに懲りて次世代の通信規格はドコモ、ソフトバンクと同じLTE(正確にはFDD-LTE)という方式に統一したという経緯があります。


 なのでLTEしか使えない「mineo」ではかつてのauの端末にあった通信方式の違いというものを考える必要がないのですね。少なくともデータ通信では。


 繰り返しますが音声通信はCDMAー2000のままです。今のところ。なので音声通話可能のSIMを契約した方はCDMA方式にも対応している端末を購入する必要があります。まあauから販売されたスマホで型番に「L」が入るものになら安心なのでしょうか。ここは私は未検証なので皆さんで試してみてください。
 
「NEXUS 5」での設定方法

 では設定方法をみていきましょう。といっても「OCN モバイル ONE」などとほとんど変りません。画像もかなりの部分流用しています(^_^;)


 まずは設定からその他を選択します。


 NEXUS5_SIM1.jpg


 下記画面になったら「モバイルネットワーク」をタップ。


 NEXUS5_SIM2.jpg


 んでアクセスポイント名をタップ。ちなみにここまでの画像が「OCN モバイル ONE」の設定記事からの流用です。要はここまでは他社のMVNO回線を設定する手順と同じということですね。


 NEXUS5_SIM3.jpg


 で、次の画面がこちら。


 NEXUS5_mineo2.png


 もう「mineo」の設定は済んでいますが、新たに設定するときは上部の+ボタンを押して以下の画面を


 NEXUS5_mineo.png


 設定すべき項目を上から順に、


 
  • 名前ーーー適当私はmineoにしました。
     
  • APNーーーmineo.jp
     
  • ユーザ名ーーーmineo@k-opti.com
     
  • パスワードーーーmineo
     
  • 認証タイプーーーCHAP



 を入力して右上部の丸3つが縦に並んでいるところをおして「保存」してください。これでLTEの電波をつかめるようになります。
 
最後に

 というわけで「NEXUS 5」でもmineoSIMが使えることを確認しました。ただ残念なことにauのLTE:BAND1(2100MHz帯)しか使えませんので「iPhone5(au版)」と同じく地域によっては使い物にならない可能性もあります。繰り返しになりますが「mineo」はau 3G網には対応していませんので。そこはご注意を。


 では。


 


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