今回は久しぶりにウィルコム・・・もといY!mobileネタ。
12月11日Y!mobileよりついに「NEXUS 6」が発売になりました。手に入れた方はいらっしゃるでしょうか。圧倒的ハイスペックでしかもSIMフリー。私もほしいのですが7万5170円のいう値段には絶句。正直手も足も出ません、無念・・・。
ところでY!mobileさん「NEXUS 6」の発売に先駆けて、12月1日ひっそりと新PHS端末も発売しました。「CRESTIA」(402KC)とLIBERIO(401KC)です。今回はこちらのうち「CRESTIA」をご紹介したいと思います。
「CRESTIA」(402KC)とWX12Kの比較
「CRESTIA」のキャッチコピーは『洗練された美しさのハイエンドモデル』。ハイエンドというならば今までのPHSハイエンド機種「WX12K」と比較してみなければいけません。比較してみたのがこちら。

一応異なるところを太字にしてみました・・・って全く変わらんやんけ!はっきりいってカラーバリエーションが増えただけです。
まあこれは旧ウィルコムのお得意の手(笑)。普通のキャリアならば『新色追加!!』程度のことをわざわざ型番変えてくるんですよね。
というわけで「WX12K」の記事を参照すれば「「CRESTIA」(402KC)」の事もわかります。こちら。
ウィルコムの新PHS端末WX12Kについて。 以上でCRESTIAのご紹介は終了です・・・。
「CRESTIA」に搭載されている機能の説明
まあ流石にこれで終わってもなんなんで、一応「「CRESTIA」」に搭載されている機能を紹介しておきます。上記比較表の濃い青の部分。見て分かる通り「WX12K」にも全く同じ機能が搭載されてますけど(笑)
ハンドセット機能
ハンドセット機能とはスマホと「CRESTIA」をBluetoothのHFS・HSPプロファイルで接続し、スマホ側で着信した通話を「CRESTIA」で受ける事ができます。
また「CRESTIA」からスマホの電話番号で発話することも可能です。この場合PHS通信は全く使用しません。この使い方は「CRESTIA」をスマホの子機として使うモードといえるでしょう。
だれとでも定額パス機能
この機能は、スマホと「CRESTIA」をBluetoothのPVP(PHS Voice Profile)プロファイルでつなぎ、PHS側で着信した通話をスマホ側で受けることができます。使用する際にはスマホ側に専用アプリをインストールしておく必要がありますが(Android4.x以降でないとインストール不可)。
またスマホから「CRESTIA」の電話番号で発話することも可能です。この場合は3G通信は全く使用せず、PHS通信だけで通話を行います。この場合は「CRESTIA」は親機モードといえるでしょう。ハンドセット機能とは全く逆ですね。
ただこの機能はかなり接続するスマホを選ぶので動作確認ができているかどうか調べる必要があります。こちらを参照してください。WX12Kのものですけど・・・
WX12K動作確認済み端末 本当に動作するスマホを選びますので、詳細な情報収集が求められます。少なくとも「だれとでも定額パス」アプリがインストール出来る端末を選ぶことは最低条件ですね。
Bluetoothテザリング機能
「CRESTIA」とスマホをBluetoothのPAN(Personal Area Network)で接続し、「CRESTIA」のPHSデータ通信を通じて、スマホでもデータ通信を使用することができます。「CRESTIA」がBluetoothアクセスポイントになれるということですね。
PHSデータ通信は激遅ですが、速度制限、プロトコル制限やアプリ制限などは少ないので、使用用途によっては有効かもしれません。ただこちらも対応スマホを選ぶようです。下記リンクを参照してください。
WX12K動作確認済み端末 お知らせシェア
スマートフォンでメールを受信したときに、受信したことを「CRESTIA」にもお知らせする機能です。スマホ側には専用アプリが必要になります。「CRESTIA」を子機モードで使用しているときは有用そうですね。
まとめ
そんなわけで、「CRESTIA」の紹介でしたが中身は「WX12K」とまったく同です。
とはいえベースとなる「WX12K」自体が結構面白い端末なので、どうしてもPHS端末がほしいという方は候補に入れてもいいかもしれません。
ただ筆者は「だれとでも定額パス(WX01TJ)」を持っていましたが、通話が頻繁に途切れたり、声が遠くて聞き取れなかったりと、かなり苦労しました。もう解約してしまいましたが最後まで使いこなすことができませんでしたね
この「だれとでも定額パス」機能はかなり癖がありますので、この機能目当てで購入しようとする方は慎重な判断が求められます。特にビジネス用途で使用するのは全くおすすめできません。
こんなところです。
では。
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