ガジェット好きの戯れ言 10年ぶりに玄箱を再セットアップした(Debian化)
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10年ぶりに玄箱を再セットアップした(Debian化)

 自作マシンを更新し、ノートPCと2台体制となりました。そこでプリンタサーバがあると便利かなと思い(私が持っているプリンタは無線LANおろか有線LANもありません・・・)、かつてプリンタサーバとして使っていた玄箱を久しぶりに起動させてみました。


 ところがネットワーク越しに認識はするけど共有フォルダに入れない。いろいろと設定をいじってもダメなんです。設定画面はみれるし、telnetでログインもできるのですが。


 どうも玄箱のSambaのバージョンが古いのでWindows10からアクセスできなくなっているようです。ただデュアルブートしてあるLinux Mintでも覗けないのでいまいち原因は不明。


 そこでこの際、玄箱HGを初期化、更にDebian(squeeze)化し、ファイルサーバとプリンタサーバを新たに構築することにしました。
 
玄箱とは

 玄箱をご存じない方もいるかもしれないので軽くご説明を。玄人志向から販売されたHDDを自分で組み込んで使うNASキットです。ただベースとなるLinuxを入れ替え(Debianが主流)、機能を追加して様々なサーバとして使えるということでマニアの方たちに大人気となりました。今から10年以上前のことです。


 もちろん私もそれを目的として購入したのですが、時間がない、めんどくさい、スキルがない、その他諸々の事由により当初より備わっているファイルサーバ機能と、なぜかUSBポートに挿すだけで使えたプリンタサーバとしてのみ使ってきたのでした。


 それもSDカードの大容量化、オンラインストレージの普及、それ以上にそもそもノートPCのみで事足りるようになるにともない、玄箱も起動することがほとんどなくなっていたのでした。なお私が持っているのは1000BASE-Tに対応している玄箱HGとなります。
 
構築の手順

 構築の手順は以下の通り。
 
  1. 玄箱のHDDの中身をバックアップする
     
  2. 玄箱を最初の状態に戻す。
     
  3. 玄箱にDebianのイメージを転送しインストールする。
     
  4. 玄箱にSambaをインストールしファイルサーバとする。
     
  5. 玄箱にvsFTPdをインストールしFTPサーバとする。
     
  6. 玄箱にCUPSをインストールしプリンタサーバとする。

 
玄箱の中身をバックアップする

 Debian化すると中のデータが消えてしまいますので、まずは玄箱の中身をバックアップする必要があります。ただ共有フォルダに入れないので、バックアップするには玄箱を分解し中のHDDを取りだすしかありません。


 もちろんこの製品は組み立て式NASなので分解も再度組み立てるのも可能なわけです。ですので分解し取りだしたHDDをPCにつないでバックアップはつつがなく完了。そしていざ玄箱に戻そうとしたのですがここで元のように組み立てるところで一苦労。部品は割れるし、LEDはつかなくなるし、蓋はきちんと閉まらないし・・・。


 そう、この製品、非常に組み立てるのが難しいのです。10年前の私はよくこれを組み立てたものです。
 
玄箱の初期化

 とにかくようやく玄箱にHDDを納め(すこし蓋が浮いています^^;)、こんどは玄箱の初期化。ここから手順は下記のサイトをほぼそのまんま参考にさせていただきました。本当にわかりやすく解説してありほとんど迷わず再構築が出来ました。作者様ありがとうございます。


 玄箱DebianのSqueeze化


 上記サイトにある手順で玄箱をEMモードで再起動した後、手元のPCから玄箱HGの再セットアップDeskで初期化します。EMモードにしないと再セットアップDeskで玄箱を見つけられないんですね。こちらはほとんど問題なく完了。


 なお初期化した直後はDHCPが有効になっていますが、念の為設定画面(WEBブラウザからhttp://KURO-BOXと入力)から固定IPに変更しておきました。
 
玄箱HGにDebian(squeeze)をインストールする

 こちらも上記サイトのやり方そのままです。ですので手順は上記サイトをご参照ください。ただWindows10では初期状態でtelnetが無効になっているのでそちらを有効にする必要があります。やり方は検索で「機能」と入力し「Windows の機能の有効化または無効化」から「telnet クライアント」にチェックを入れるだけ。


 また困ったのがWindows 10のコマンドプロンプトからだとviエディタの操作が全くうまくいかないこと。そこでFFFTPで必要なファイルを玄箱に送ったあとは、デュアルブートしてあるLinux mintから操作することにしました。


 なんか昔もここで困ったような記憶が。ちなみにWIndows環境でいくのであればTeraTermなどのコンソールプログラムをインストールするのが手っ取り早いかと思います。


 Linux Mintからだとviも問題なく操作出来ましたのでインストール設定ファイルを書き換え、その他上記サイトにある手順を踏んで終了。再起動すると無事Debian(squeeze)が立ち上がります。とはいえGUI環境はありませんのですべてコンソール操作となります。
 
sambaのインストール(ファイルサーバ)

 こちらも上記サイト様から以下のページを参照して構築しました。手順は以下のサイトを参照ください。

 
 ファイルサーバ(samba)を設定する
 そしてWindows10に戻りアクセスしてみると無事共有フォルダにアクセスすることができました。

 
 念のため次回玄箱を起動するときsambaが自動実行されるようにします。スーパーユーザとなってから

 
"サービスのランレベルを選択できるchkconfigをインストールします"
~# apt-get inastall chkconfig 
"#sambaを起動時に実行するようにします"
~# chkconfig samba on 

 
vsFTPdのインストール(FTPサーバ)

 ついでにftpサーバとしても動作するように設定しました。こちらも上記サイト様の手順そのままです。


 FTPサーバ(vsFTPd)を設定する。


 終了するとFFFTP等でファイルのやり取りができるようになりました。ちなみにLANの外へアクセスさせる気はないです。
 
CUPSのインストール(プリンタサーバ)

 こちらも上記サイトを参照しながら構築しようとしたのですが、どうしてもうまくUSB用のモジュールがロード出来ず。色々と悪戦苦闘をしながらそのまま私の連休は終わったのでした。。。現在も試行錯誤中です。
 
終わりに

 本来の目的であるプリンタサーバ構築については残念でしたが、ファイルサーバとして蘇ったので今回の結果にはまあ満足しています。


 ただ玄箱HGは昔の機器なためか、小さなファンがかなり高速で回転します。これが結構うるさい。ですので常時起動するのはためらわれます。


 もう筐体自体はぼろぼろですが、中身は生きていることが確認できましたので、なにか良いケースがあったら入れ替えてあげてもいいのかもしれないと思ったりしました。


 では。


 





 
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[ 2016/05/14 13:00 ] 玄箱HG | TB(0) | CM(0)
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