ガジェット好きの戯れ言 自作マシンにVMware vSphere Hypervisor環境(VMwareESXi)を構築してみた。その2
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自作マシンにVMware vSphere Hypervisor環境(VMwareESXi)を構築してみた。その2

 前回の続きで自作マシンをESXiにインストールしていこうと思います。
ESXiのダウンロード

 無償版ESXiは下記からダウンロード可能です(要VMwareアカウント)。


 http://www.vmware.com/jp/products/vsphere-hypervisor/


 こちらをUSBメモリに書き込むなり、DVDに焼くなりすればいいのですがVMwareアカウントを作成する必要があります。私はかつてVMware Playerを使った時作成したものを使用しました。また同時にVMware vSphere Clientもダウンロードしておくといいでしょう。なおESXiのバーションは最新のver.6としました。
 
インストール

 
Bios(UEFI)の設定

 インストール前にマザーボードのBIOS(UEFI)でIntel-VTを有効化します。Intel-VTには主として以下の2種がありますがどちらも必須というわけではありません。
 
  1. VT-x:Intelが自社CPUに実装している仮想化支援技術、AMD製CPUにはAMD-vと言われる同様の機能がある
     
  2. VT-d:I/O処理の仮想化を支援する機能。簡単に言ってしまえば仮想マシンから通常のドライバを用いてGPU/その他拡張カードにアクセスできるようになる機能

 ちなみに自作マシンに搭載されているCPU Corei5-6500とM/B H170-Pro Gamingはどちらもサポートしています。
 
インストール


 BIOS(UEFI)の設定が終了したらインストール開始です。といってもインストール自体は非常に簡単。OSをクリーンインストールした経験があるかたであれば難なくできるかと。ダウンロードしたイメージをDVDに焼くかunbootln等を使ってUSBメモリに書き込むかしたら、BIOSでブート順位をあげDVDあるいはUSBメモリからブートすればインストール開始です。


 設定する項目もルートのパスワードを設定するところと、固定IPを設定するところですので、本当にあっけなく終了してしまうと思います。詳細な手順は下記を参照してください。

 
 VMware vSphere Hypervisor(ESXi)のインストール


 私の場合もほぼ問題なくインストールできました。心配していたハードウェアを認識しないという現象も一つをのぞいて問題なし。
 
ESXiはソフトウェアRAIDをサポートしない

 ただその一つがRAIDコントローラでした。正確にはチップセットH170に含まれるRAIDコントローラです。
 
 
 実は今回ESXiを構築するにあたり予めチップセットのRAID機能を使いSSD 120GB×2式のRAID1を構築しておいたのですが、こちらはESXiからはインストールする段階で別々のSSDと認識しRAID1ボリュームとしては認識してくれませんでした。調べるとESXiはソフトウェアRAIDには対応していないんだそうです。


 http://techblog.raccoon.ne.jp/archives/12384895.html


 これは残念。どうやらRAID環境を構築するにはRAIDカードを追加しないといけないようです。でも上記ブログにあるよなキャッシュも載っているRAIDカードってめちゃくちゃ高いんですよね。。。


 


 まあRAIDについてはおいおい考えることとして今回は一方のSSDにインストールし次へ進もうと思います。
 
VMware vSherer Client

 さてESXiをインストールしたPCは基本的に外部から操作していくことになります。そのために必要なソフトがVMware vSherer Client。こちらも無償で手に入れられます。こちらもインストール自体は簡単です。


 インストールが完了したら起動します。こんな画面がでてくるかと。

 
 loginVM.png


 上からESXiインストール時に設定した固定IPアドレス、ユーザ名はroot、パスワードは設定したものを入力すればESXiをインストールしたPCにアクセスできるはず。
 
ライセンス認証をする

 今回使用するESXiは無償ですがライセンスの認証は必要です。下記サイトを参照してライセンスを当ててください。なお当てないと60日で仮想マシンの起動ができなくなります。
 

 VMware vSphere Hypervisor(ESXi)のインストール
 
仮想マシンを作成する

 仮想マシンの作成もVMware ESXi Clieintから行います。今回は試しにWindows10 Proをインストールするための仮想マシンを作成してみようかと思います。


 まずはVMware ESXi Clientのインベントリ画面(仮想マシンの一覧が表示される画面)を表示させ「ファイル」>「新規」>「仮想マシン」とたどります。これで新規マシン作成ウィザードが起動します。ウィザードの最初はこんな画面。
 
新規マシンの作成方法を選択する


 shinki1.png

 
 ここでは標準を選択します。Windows10のようなメジャーなOSではとりあえずは標準でいいかと思います。
 
仮想マシンに名前をつける

 次は作成する仮想マシンに名前をつけます。

 shinki2.png

 
 わかりやすい名前であればなんでもいいのですが重複した名前は不可です。
 
仮想マシンを作成するストレージを選択する

 次は新規に作成する仮想マシンを作成するストレージ(HDD/SSD)を選択します。


 shinki3.png


 ESXiから見えるストレージが一覧となっていますので選択してください。もっともインストールした直後は普通は一つだけのはずですのでそこを選択していただければいいかと思います。
 
仮想マシンにインストールするOSを指定する

 次は新規に作成する仮想マシンにインストールする予定のOSの種類を指定します。
 

 shinnki4.png


 今回はWindows10 Pro 64bitをインストールしますので、チェックボックスはWindows、ドロップダウンメニューはWindows10 64bitを選択します。
 
ネットワークの設定

 つぎはネットワークの設定に入ります。


 shinnki5.png


 ここは取り急ぎ標準のままでいいかと思います。
 
ディスクの作成

 最後はディスクの作成です。


 shinnki6.png


 ここでは聞き慣れない単語が並んでいます。シックプロビジョニングとは100GBと指定してディスク(論理ボリューム)を作成する時に物理領域にもきっちり100GB分の容量を確保する方式。シンプロビジョニングとは100GBと指定して論理ボリュームを作成するときでも実際に使用している部分が20GBだったら物理領域は20GB分しか確保しない方式です。詳細は下記ブログは参考になるかと思います。作者様ありがとうございます。

 
 http://www.projectgroup.info/tips/VMware/comm_0009.html

 
 私はSSDの容量が120GBしかないこともありシンプロビジョニングを選択しました。これで作成は終了です。最後に選択した項目を確認できますので間違いがなければOKで完成します。
 
OSのインストール

 新規に作成した仮想マシンにOS(今回はWindows10 Pro)をインストールします。方法はいくつかあるのですが今回は一番簡単ではないかと私が思う方法を取っていきます。


 まずはVmware ESXi Clientでインベントリ一覧の画面を表示させます。表示させたら下画像に記載されている数字順でクリックしていってください。

 ISO1.png

 
 最後の④では「Intel」と名前のついたストレージを選択していますが別に容量が空いていればどこでもいいです。ストレージを選択している状態で右クリックしメニューからデータストアの参照を選択します。すると下記のような画面が表示されます。


 ISO2.png


 ここで四角で囲ってある部分をクリックして、ファイルのアップロードを選択します。後は手持ちのOSのイメージファイル(ISOファイル)を選択してESXiをインストールしてあるPCに送り込みます。なおWindows10のOSイメージは下記から手に入るツールを通じて手に入れることが可能です。当たり前ですがライセンスがないと使い物にはなりませんのでご注意を。


 https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10


 続いてはインベントリ画面に戻り新規に作成した仮想マシンを選択して右クリック、設定の編集を選択します。


 ISO3.png


 選択すると下記のような画面が表示されますので、番号順に選択していってください(よく見るとまちがえているので②と③の順番を逆にして選択ください)


 ISO4.png


 ③(正しい手順では2番め)では送り込んだOSイメージファイルを選択します。その次に②(正しい手順では3番目)の項目にチェックをいれます。終了したらOKを押して完了です。


 最後に再びインベントリ画面から新規に作成した仮想マシンを選択したうえで再生ボタン(▶)を押して起動します。うまく行っていれば無事インストールが始まるかと思います。


 ISO5.png


 インストール方法は実機にインストールする手順となんら変わりません。


 Windows10 VM


 無事起動できました。


 この後はVMware Toolsをインストールしたりするのですが長くなったのでここまでとします。


 では。


 


 
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[ 2016/06/26 20:00 ] ESXi | TB(0) | CM(0)
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