今回は新たに購入した無線LANルータTP-LINK社のArcher C20をアクセスポイントとして使用する方法をご紹介しようと思います。
今まで使っていた無線LANルータはNECのAterm WF800HPという製品。別に不満があったわけではないのですが、このArcher C20 3,192円という価格で売られていたので思わずポチってしまいました(2016年8月7日現在)。
仕様は下記を参照ください。何気にUSBポートを備えており外付けHDDをつないでNASとして利用したり、プリンタを接続しプリンタサーバとして利用できたりするようです。この価格帯の無線Wifiルータとしてはかなりのハイスペックかもしれません。
http://www.tp-link.jp/products/details/cat-9_Archer-C20.html#specifications アクセスポイントとして設定する
さて我が家のインターネット環境では既に光ルータが導入されているので、必然的にArcher C20はアクセスポイントとして利用することになります。ところがアクセスポイントとしての設定の仕方がよくわからない。一応下記サイトは見つけたのですが。
http://www.tp-link.com/en/faq-417.html そこで何とかアクセスポイントとしての設定の仕方を調べたのでご紹介しておこうかと思います。某巨大掲示板に感謝です。
- 親となる光LANルータとArcher C20のEthernetポート(ここが重要Internetポートではありません)をLANケーブルで接続します。下記写真の囲み部分

- おなじくPCのLANポートとArcher C20のEthernetポートをLANケーブルでつなぎます。要は青いLANポートを使わないということです。
- 接続したPCのブラウザをたちあげ"http://tplinkwifi.net/"と入力、設定画面に入ります。
- ネットワークからWANを選択、IPアドレスは動的IPを選択して、アドレスが0.0.0.0になっていることを確認してください。WANを使わないことがポイントです。
- ネットワークからLANを選択、IPアドレスは192.168.x.aaaを設定します。xは親ルータとのアドレスと同一の数字を入力して下さい。だいたい0か1になると思います。aaaは固定IPを割り振っていない番号であればどれでもいいはず。私は192.168.1.11としました。サブネットマスクは255.255.255.0で通常大丈夫です。
- 続いてDHCPタブのDHCP設定画面からDHCPサーバを無効にして保存。
- さらにNATタブのNAT制御設定にある二つの項目を無効にして保存。
- 最後はシステムツールから再起動を選択して再起動させます。これで設定終了です。
- 後は無線LANのセキュリティなどを設定して使用してください。
使用してみて
以前のNECのAterm WF800HPと比べて明らかに電波の範囲が違います。Archer20のほうが圧倒的に広い。今まで家の中で届いていなかったところまで届いています。まだ使い込んではいませんが設定項目も多いですし、USBポートを持っているなど機能も豊富。
ただ初心者向けの製品でないことは確かです。ろくなマニュアルもついていませんし、日本語もおかしい(笑)
また時々うまく管理画面に入れなかったりするなど、人を選ぶ製品であることはまちがいないです。
そういったところが気にならない方にとっては、安価で高機能な無線LANルータとしてはいい選択肢になるのではないでしょうか。
では。